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ツッパリで無いんだけど

ここのところ、二回ほどボランティアとの交流会と言うものに参加をした。
そこで思ったことを一つ、つぶやかせてもらおう。
最初の、こじんまりした交流会でのこと、先ず自己紹介をと言われ、私は例のごとく目下、花のシングルライフを楽しんでいると言った。
すると、隣席の人が、「そう思わなきゃやれないわね」と言われるのが耳に飛び込んできた。
私は強がりでも、突っ張っている気でもなく、今の生活が、わずらわせられる何も無く、第2の青春だと思って満喫している。
でも、見る人によっては、障害者の一人暮らしを哀れな存在と認識して、私の言い方はツッパリと感じられての言葉だったのだろう。
このような言葉を聞くと、私は寂しくなるのである。
何時も言うけれど、私は見えないことは確かに不自由である。けれど決して自分は哀れな存在とは思っていない。
私の生活ぶりを見て、お手本にしたいとお世辞かも知れないが言ってくださる、若い人もお友達もいる。
不自由に感じることを助けていただいて、精一杯生きている。
そして、ボランティアとの交流会にも出来るだけ参加をして多くの出会いを持つ。
ボランティアをしてくださる人々にもいろんな考えを持って参加をしてくださっているのは理解できる。「このようなことで人を助けて揚げられるのが分かって、嬉しくてトラベルボランティアをしてる」といってくださる方もある。
前述の人のように、頭から、障害者を哀れな存在と思って、ボランティアをなさる人もある。
出来ることなら、障害者は哀れな存在と思わずに、不自由していることを助けていただきたいなと思うのである。
そう思う私は思い上がりの強い人間なのだろうか?と反省もしてみる。
by siho306 | 2005-07-05 07:40 | Comments(0)

視覚障害の老婦の独り言


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