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ビーバー村観光


オーロラ観測からホテルに戻ったのは草木も眠る時刻です。
日本を離れて初めてベッドで寝ることが出来たんです。
でもその日の午後にいよいよ北極圏に近いびーばー村への観光となります。
遅めに起きて朝昼兼用の食事を摂ってセスナ機の出る場所に向かいました。
6人乗りのセスナ機で北極圏をぐるりと回ってビーバー村に着地でした。
ここではクリスと言う村の住人が村内や自給自足をする村人の生活などを話してくれたんですよ。
私は新田次郎氏が取材旅行をなさった時点ではフランク安田の眠る墓地がとても寂しかったと書かれているのを読んで気がかりだったのですが、今回私が訪れた時には、あちら流の石の墓碑銘が建ち、漢字で安田と刻まれているのも確認できてほっとしたんです。
後で聞くと、此処を訪れた日本人の何人かがお金を出し合って作られたとか、墓前には日本のワンカップのお酒やキャラメル、新田次郎著「アラスカ物語」が供えてあるようでした。
村内の小学校、住まいのすぐそばを流れる川にしつらえられ遡上してくる鮭を捕る様子、それをくん製にする小屋等多くの自給自足の生活を紹介してもらいました。
限られた滞在時間内で、クリスが自分の家に私たちを招き入れ、夏以外の季節に切らすことが無いという槇ストーブの上で温められたコーヒーを頂戴し、サーモンや動物何と言ったか忘れちゃったんですがそのお肉の一切れも試食しました。
こうしてびーばー村訪問を達したのです。クリスの家では白い狼の毛皮や、動物の皮で手縫いにされた靴等いろいろな物を触らせてもらって、大いに満足な訪問でした。
by siho306 | 2011-10-18 07:17 | Comments(0)

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