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残念だった城之崎温泉


帰宅した今、少し心残りなことがあるんです。
私は2泊目が城之崎と聞いて、少し心弾むものを持って出かけたのですが、これはまことに外れでした。
結論から言えば、この地は障害者の団体旅行で出かける場所ではなかったんですね。
到着したのが夕刻の6時、翌朝の8時にはこの地を去るというスケジュールです。
外湯巡りがこの地の楽しみとされていますが、遅い到着に加えて宴会、外に出かけられる時間等全くありません。
老舗旅館といわれる宿のうち湯は、地下室に入っていくような脱衣場にまで階段がある所、しかも三角形になっているというので、介助者自身が怖がる状態だったんです。
温泉旅館に泊まって朝風呂に入るのが楽しみである私でさえ、もうあの内湯に入る気は起きません。室内のバスルームでシャワーを浴びて済ませるといった具合でした。
当初、このような旅館を選んだ、旅行業者を随分恨んだのですが、このまま、城之崎を去るのでは、耐えられないと思った私、早朝散歩をしてせめて、足湯なりとも体験して行かねばなるまいと、出たんですよ。
一番近い足湯まで行く道に並んでいる旅館は総て小さな宿ばかりのようです。
だから団体客を受け入れる場所が無いので、あのような老舗旅館を選ばざるをえなかったのだろうと納得をしました。
もう2度と訪れる機会は無いだろうこの地の雰囲気をせめて足湯で感じて来たのでした。
今朝は心に引っかかっていること吐き出させてもらいました(笑)
by siho306 | 2009-05-30 07:47 | Comments(0)

視覚障害の老婦の独り言


by siho306